LIFE IS WATER BAND『いつかはれたひに』アナログLPレコード1/22(土)発売。

 


東京インディー/punkシーンで長らく愛され続けるDIEGOのAre You a Buffalo?を中心に結成されたgood band『LIFE IS WATER BAND』が2020年にCDにて発表した傑作1st album『いつかはれたひに』をアナログLPレコード化し、1/22(土)にPASSiON RECORDSより発売します。


100枚限定プレス。税込み2200円です。


レコード用に新たにリマスタリングされた、素晴らしい音像をぜひお楽しみください!


また発売日に先駆けて


・12/26(日)調布Cross

・1/15(土)下北沢LIVE HAUS


にて開催するライブ会場にてレコードの先行販売をします。


【お取り扱い店】


・ココナッツディスク(東京 / 吉祥寺店) 

・ハワイレコード(大阪)

・SOULMINE MEGA MART(ONLINE)

・UG MAIL ORDER(ONLINE)

・LIFE IS WATER BAND WEB SHOP(ONLINE)& 物販

・PASSiON RECORDS WEB SHOP(ONLINE)


※追加されましたら随時更新します。


レーベル直販での通販ご予約はこちらから↓

https://psonrecords.theshop.jp/


【作品詳細】


LPレコード作品

タイトル「いつかはれたひに」

アーティスト「LIFE IS WATER BAND」


収録曲


A-1.希望

A-2.青空

A-3.ヒナタソング


B-1.デビルカー

B-2.daughter

B-3.逃亡記

B-4.負けない人


品番 : PSON-020

価格 : 2200円(税込)



LIFE IS WATER BAND 1st album

『いつかはれたひに』レコード発売によせて


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(最後の一行だけ読んでくれたらそれが全てです!)


押忍!CD盤を聴いた瞬間にぶったまげてさ、地べた転げて腹抱えて『うはぁあ、、これはそりゃあ希望(最高傑作)だわぁー』と躍りだす心地と同時に、これほどまでの傑作、CDも好きだしデータも便利だけど、やっぱり圧倒的に爆音レコードで聴きたい!そう星に願った☆


確か、レコ発の最高ライブを観た帰り道にAre You a Buffalo?に今作をパッションレコーズからレコード化させてもらえないかな?ってバックんバックんのブルーなハーツを伝えて、二つ返事で喜んでくれちゃってさ『実現したら音楽人生初めての自分のレコードだー』と言ってくれた。


それ聞いてオイラ、おもひでぽろぽろの幼少のタエ子のやうに今にもスイスイ〜っと空を飛べるかの嬉しみと、男手ひとつで我ら高橋おばか兄弟を育ててくれた父の背中のやうにあくまでいつも通りに淡々と作ろうと心を鎮めた。


それから毎月少しずつこんちくしょーな大嫌い!笑な肉体労働してはお金を貯めて、なかなか貯まらなくて、年明けちゃって、疲れちゃって少し休んで(超大事)、また立ち上がって、やっと貯まって、今年の夏に本格的に動きだしたんだった。想いだしてきた。もう記憶が!


そう、それから(imakinっていう昔からのバンド仲間が今働いているレコードエクスプレスて国内の仲介業者で今作はchina pressで制作したのだけど)すごい速さでテストプレスが届いて!


初聴きのお伴はお気に入りのコーヒーとビールとどちらにしようか?一秒悩んで、、やビールだな、なんて腰掛けて針を落とした瞬間に僕は号泣していた。身も盤もひっくりかえる頃には爆笑していた。それから気持ちよーくずいぶん躍った躍った。


凄いの出来たと思う!よ


この作品をレコードで聴きたかった僕に、あなたにさ、それはつまりどういうことなのか? よく考えて、感じて、少ない予算と知恵をふり絞ってベストを尽くして、しっかりと良いレコード作品にできたと思います。(タイタイさんがリマスタリングしてくれたその意図は大成功に大炸裂しています、ここらへんの詳しくは健くんのコメントを)


LIFE IS WATER BAND『いつかはれたひに』をPASSiON RECORDSでレコード化できたこと、心に芯に幸いです。


100枚限定。税込み2200円。


心の中の十四才のオイラの精いっぱい、胸いっぱい、夢いっぱい。思うんだ、きっと世界中のどこにも、こんなにも凄い、だけどまだあんまり知られていないすんげーーバンドやシンガーがいるんだね。嬉しいね。したい!いつだってAbsolutelyなImaginationを!聴きまくるしかないよね、音楽!行きまくるしかないね、レコード屋さん!クラブ/ライブハウス!!


長々書いたけど、やー、とにかく最高なレコードが出来たからあなたの想像しうる爆音でぜひ!です


by PASSiON RECORDS 高橋元希


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アルバム『いつかはれたひに』のレコーディングを今一度思い返してみる。。


スタジオに入って音を録って、家に持ち帰り可能なかぎり幾度も聞いた。針の穴を覗くようにアラを探して次の録音の時に修正をする。それを繰り返して気がついてみたら一年半の月日が流れていた。皆、いい音絵巻きが作りたくて必死であった。当時の試行錯誤をしたひとつひとつを今でも思い出せる。感覚でやっていた部分が多かったから漂流しそうなぎりぎりの所に常に緊張しながらいたように思う。結局、メンバーたちにこれを一体いつまでやるつもりなのかと怒られたところでそれは終わった。今になって振り返ってみると、こんなに我が儘に出来るのはこれが最後かもしれないと他のことはそっちのけで無我夢中であったのだと分かる。何にも変えがたい特別な期間であった。


そのようにして作られたLife Is Water Bandの最初の作品集『いつかはれたひに』。この度、高橋君(PASSiON RECORDS)の働きかけがあってレコード化する事となった。長い間、曲を沢山作ってきたけれどレコードになるのは初めてだったのでただただ嬉しかった。いい音で聞きたいからと言って形にしていってくれていく彼の姿が本当にありがたかった。


レコード化にあたって、キーボードを弾いている惑星タイタイ(エンジニア)がレコードだとレコード用のマスタリングがあるのだと言っていたので出来上がりがとても楽しみであった。出来上がりを聞いた印象を記したい。


1.立体的であり生々しい音になっている

2.聞こえる声も楽器も近くで鳴っている

3.各楽器の音の輪郭がくっきりとして前に出ている

4.柔らかい音はより柔らかく聞こえるようになっている


個人的にレコードの音がこんな感じであったらいいなと思っていた事が形になっていた。惑星タイタイが随分なやり手なのは、知っているつもりであったけれど改めて気づかされた。流石である。今回このバンドを好きで買ってくれた方はCDとの違いに確実に喜ぶと思う。安いし枚数も少ないという事でこのレア盤を是非手に入れて家で楽しんで欲しいと思ってます。


さて、この機会に曲紹介


1.希望… 当初、題名を希望かハワイかで迷っていた。リードギターを弾いているブラザーから、この曲ハワイと全然関係ないじゃない。希望がいいよと言われて希望となった。今のメンバーになってから初めて出来た曲。超さんの大嫌いと歌うコーラスが秀逸。レコードだと飛び出してくるような感じに聞こえる。疾走感のあるスーパーナガイのドラミングと惑星タイタイのピアノソロが変わっていて泣ける。


2.青空…昔からあった曲。メロディがとても好きで当初は英語であったが、ある時から日本語に変えて歌うようになった。確か、初めての今のメンバー揃っての練習の時だったと思う。今川さんのこの曲に付けてきたベースフレーズがそれは素晴らしくてその場の雰囲気がふわっと変わった。あれは皆のスイッチが入ったのが分かるいい瞬間でした。彼女は才人だなと思っている。あと、録音時にコーラスを増やした。オールディーズだったりビバップをコーラスの勉強の為に結構な量聞いた。今川さん以外全員コーラスしている。レコードで聞くのが楽しみだった曲。


3.ヒナタソング…元々はボンヤリソダチという曲名でした。バンド編成になってからこの曲名に。ギターはスカのつもりでやっているのだけど、他の人にはどう聞こえているのか。。惑星タイタイがキーボードの音を付ける時に「タケシ(わたし)の付けたギターが変過ぎてマジで付けづらいわ。。」と何度も溢していたのが印象的だった。この曲を聞くと、どこか独特な陽気さがあって大学に行っていた頃、過ぎる時間に友人と自分がふざけている姿が浮かび上がる。


4.デビルカー…この曲は惑星タイタイが入る少し前からライブで演奏していた曲だけれど、彼が入った事で完璧になった。レコードではこの破壊的な音がどう聞こえるのか楽しみだった。結果は良いものでした。こんなふうに立体的になるのかと嬉しく思った。ブラザー、超さん、ナガイ君の作ったきれいな爆音と終盤のノイズがとても凝っていてきれいでいつ聞いても好きです。


5.daughter…大人が子供と過ごす時間。それは大人が自分の時間を子供に捧げている時間でもある。大切に出来るか出来ないかは大事なこと。そしてそれはどちらにせよ大変である。その感じをバンド編成になって分かるか分からないかの淡い感じでこの曲で出したいなと思って編曲した。元々きらきらとした曲なのでより落ち着いていて自然な感じにしたかった。耳を澄ますと今川さんのベースが結構色々とやっている。


6.逃亡記…この曲は最初ドラムのスーパーナガイとふたりで練習した時に出来上がった。ナガイ君の勢いのあるドラミングがそのまま情景になっている気がする。ブラザーのギターフレーズも良くて、最初に皆で合わせた時に殆ど出来上がっていたように思う。ここでも超さんのコーラスが効いているように思う。このバンドを説明するような代表曲。レコードで聞くとまた独特な感じになっていていいと思った。色々と凝った分だけ曲に反映されるのだという事をレコード聞いていて改めて分かって嬉しかった。


7.負けない人…しいねはるかさんとほいさーさんという最高なふたりとのコラボレーション。ふたりともそれぞれ自分では見えない部分を拡げてくれた。この曲はずっと好きだと思う。こちらもレコードならではの鳴りになっていて最高でした。


by Are You a Buffalo?